ずっと以前に見た映画「ペイ・フォワード」のことを思い出しました。原作も読みましたが、映画の方が強く印象に残っています。
この映画のモチーフとなっている思想が”Pay it forward”で、自分が受けた恩を別の人に返していこうというもの。日本では「恩送り」と呼ばれることもあるそうです。自分への見返りを期待していない点で、「情けは人のためならず」という諺よりも、私は好きです。
これまでに私が受けてきた恩は膨大で、そのままお返しすることは到底できませんが、他の人に少しずつパスしていくことであれば、なんとかやっていけそうです。卒業式が近づくといつもこのことを思い出します。