映画「サマー・オブ・ソウル(あるいは,革命がテレビ放映されなかった時)」を観てきました.

映画「サマー・オブ・ソウル(あるいは,革命がテレビ放映されなかった時)」を観てきました.

これは,1969年にニューヨークで開催されたハーレム・カルチュラル・フェスティバルの記録映像に,出演者(あるいはその家族)や観客のインタビューを加えて制作されたドキュメンタリーフィルムです.ニュース映像も使われていて,人種差別や貧困など,当時のアメリカ社会が抱えていた課題を知ることもできる映画です.アームストロングとオルドリンが月面着陸に成功したのは1969年7月20日ですが,この音楽フェスとちょうど重なっているのは,とても象徴的だと思います.

今やレジェントとなっているミュージシャン達の若々しい姿とパフォーマンスに魅了されました.特に,Sly & The Family Stoneの“Everyday people”とNina Simoneの“To be young, gifted and black”は圧巻です.

映画「ミナリ」のこと

久しぶりに劇場で映画を観た.手元の割引チケットの使用期限が迫り,慌てて観に行ったのだが,運良く素晴らしい映画に出会うことができた.タイトルは「ミナリ」.韓国語でセリを意味する言葉である.劇中では韓国語が飛び交うが,正真正銘のアメリカ映画である.脚本・監督は韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョンで,半自伝的作品とのこと.

本作で描かれる韓国人家族の物語は波乱万丈で,ジェットコースターのように喜びと悲しみが繰り返される.そんな喜怒哀楽の中に垣間見える家族愛は本作の最大の魅力である.

映画の中で,へびを見つけて追い払おうとする孫に祖母が語る言葉が印象的だった.正確なセリフを覚えていないが,こんな内容だったと思う(著者のおぼろげな記憶に基づくもの).

ヘビを追うのはやめなさい(隠れてしまうから).ヘビは見えないよりも見えている方が良いんだよ.

そう,本当に気をつけなければならないのは目に見えない危険だ.示唆に富むセリフである.

映画「ファーストマン」の映像は素晴らしい!

某サブスク動画配信サービスで,映画「ファーストマン」を観ました.これは,月面に立った最初の人であるニール・アームストロング(1930-2012)の伝記(First Man: The Life of Neil A. Armstrong)を原作とする映画で,彼がX-15のテストパイロットであった1961年から月面に降り立つ1969年までの出来事が描かれています.

本作では,彼や同僚(バズ・オルドリンなど)の人となりが丁寧描かれていて,彼等に対する印象が大きく変わりました(直接会ったことがないので,本当のところは確かめようがありませんが).

この映画で特に印象的だったのが映像です.光と影の使い方が絶妙で,記憶に残るシーンが多くありました.後期開講科目の「プレゼン演習」の参考にもなりそうです.

現在アメリカでは2024年までに人類を再び月面に送るArtemis計画が進められています.月面からの実況中継は8K映像になるのでしょうか?

映画「わたしは,ダニエル・ブレイク」を観ました.

本当に良い映画を観ると,人に話したくなる.昨夜観た「わたしは,ダニエル・ブレイク」はまさにそんな映画だ.

本作は,イギリスを舞台にして現代社会が抱える問題を淡々と描き,我々がよく口にする「合理性」が,単にある一面から眺めた場合のものに過ぎないことに気付かさせてくれる.

本作が文部科学省特別選定作品であることを映画の公式ウェブサイトで知った.大学入試の英語民間テスト導入に関して「身の丈発言」があった某大臣はこの映画をご覧になったのだろうか.もしまだであれば,是非ご覧いただきたい.

映画“Anon”で描かれた超監視社会

映画“Anon”をレンタルDVDで観ました.

全ての人間の視覚や記憶が“ether”という名の情報システムで統合された未来世界が舞台となっているサスペンスで,とても見応えのある映画でした.本映画で描かれた超監視社会は,後期に開講される「科学技術論」でも取り上げる予定です.受講生の皆さんの反応はいかに?

この映画と併せて『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来(上・下)』(ユヴァル・ノア・ハラリ著,柴田裕之訳,河出書房新社,2018)もオススメです.

映画“Hidden figures”は痛快なエンターテーメント作品

ドイツ出張の際に機内で映画“Hidden figures”(邦題「ドリーム」)を観ました.実話に基づいた本映画では,NASAのマーキュリー計画を支えた黒人女性達の姿がカッコ良く描かれていて,痛快なエンターテーメント作品でした.航空宇宙工学に関心のある方には是非観ていただきたいなあと思っています.

映画の大事な場面で「オイラー法」というキーワードが現れます.理工系学生諸君はピンときたはず.

映画「ドリーム」オフィシャルサイト

土屋嘉男著「クロサワさーん!」を読みました.

 学内教職員の有志で連載している書評ブログに投稿したものを再掲します.この本は,数年前にラジオ番組「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」の中で紹介されていたときに購入したものですが,熊本出張の際に読み直してみました.また『七人の侍』を観たくなってきました…

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