平成25年度FD研修会に参加しました。

例年,週末に開催される大学祭明けの月曜日は休講日になっていて,全学的なFD (Faculty Development)研修会が開催されています.今年は2013年10月28日に実施され,参加してきました.

今回印象的だった講演は,本学で開講されている「日本語表現法」の授業内容に関するものでした.添削された答案の実例を見せていただきましたが,ご担当の先生の並々ならぬご苦労が偲ばれます.

いくら「論理的な文章を書け」と言われても,具体的な方法がわからなければ書けるはずがありません.この授業では,どのようなことに気をつけながら文章を書くべきなのか,添削を通して学生達に具体的に指導していただいているとのこと.本当に頭が下がります…

水村美苗氏が著書『日本語が亡びるとき』で指摘していたように,普段われわれは日本語をあまりにも粗末に扱っているのかもしれません.学生達には是非そのことに気づいてもらいたいと思います.

『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』読了。

水村美苗著『日本語が亡びるとき ー英語の世紀の中で』を読み終えました。印象的だったのは、学問と言葉に関する以下の記述です。

学問とは、なるべく多くの人に向かって、自分が書いた言葉が果たして〈読まれるべき言葉〉であるかどうかを問い、そうすることによって、人類の叡智を蓄積していくものである。学問とは〈読まれるべき言葉〉の連鎖に他ならず、その本質において〈普遍語〉でなされる必然がある。

黒木登志夫著「知的文章とプレゼンテーション」読了。

黒木先生の著書「科学者のための英文手紙の書き方」は,大学院生時代に購入して以来英文で手紙やメールを書くときにはいつも参考にしている本です.今回読んだ,この「知的文章とプレゼンテーション」にも「日本語の場合,英語の場合」という副題がついていて,日本語と英語の問題について興味深い記述がいくつもありました.