教育の成果について

内田樹先生の『最終講義』技術評論社(2011)を読み終えました。その中で、内田先生が「教育のアウトカム(成果)」について述べておられましたので、ご紹介します。

教育のアウトカムというのは、教育を受けたものが自分の人生を回顧したときに自己決定するものです。学校側が「これこれの有用な知識を教えてやったじゃないか」といくら言い立てても、習った側が「そんなこと、教わった覚えはないね」と言えばそれっきりです。逆に、教師に教えた覚えがなくても、学生の方が「こんなに素晴らしいことを教わりました」と言えば、それは教育のアウトカムに計上するしかない。

おっしゃる通りだと、私も思います。